終身保険と定期保険(彼が終身保険に加入した理由)

彼が入った保険は終身保険です。
なぜなら、終身保険が彼の保険の使い方に最適だったからです。

ところで「終身保険」「定期保険」という言葉を聞いたことがありますか?。
まず最初に、この違いをはっきりとに理解しておいた方がいいと思います。
彼も保険に加入する以前は未知な領域だったのですが、
保険へ入るときにファイナンシャルプランナーさんに教えてもらいました。

◆定期保険→期間限定
これは、海外旅行傷害保険のようなものです(例:10/10〜10/17)。
保険をかけたい期間は旅行中の間だけですよね。
それと同じく、定期保険は、決めた保険期間内ならば
死亡したり病気になったりしたら保険金がもらえるという内容です。

◆終身保険→期間無期限
要約すると、死亡まで続く保険です。
「一生涯保障」という言葉をよく聞きませんか?
まさにこれなのです。
終身保険は、死亡保険の場合は亡くなった時に保険金がもらえます。
医療保険やがん保険なら「一生涯保障」になります。
つまり「終身」です。

これだけの相違です。

彼が言うには、生命保険・医療保険共に
保障期間は終身タイプのものを基本にするのがいいそうです。

よくありがちなのですが、例えば、80歳定期はどうでしょうか?
これは、80歳になると生命保険(死亡保険)が切れてしまいます。
もうそろそろ使うべき頃かな、という時に保険が切れてしまいます。
いよいよ死ぬかもしれないような年齢になって
保険が使えないとなると保険の意味がなくなってしまいます。
つまり、死亡保険は終身保険でないと意味がないのです。

また、医療保険やがん保険を例にすると、
81歳になって入院した時に、保険金がもらえないという状況です。
高齢の時こそ保険を使う機会が増えるのではないかと思います。

高齢者を引き受けてしまうと保険会社が儲けが減るので、
死亡する確率が高い年齢の人を引き受けるのを保険会社が回避するのは、仕方のない現実かもしれません・・・。

そして、80歳になってから新たに保険へ加入するのは現実的には不可能です。 加入できたとしても高い保険料を払わなければなりません。
莫大に財産を保有している人は保険なんか必要としなくてもいいのですが、 保険に加入する人は、普通は「いざ」という必要な時にお金がないから保険に加入しておくのです。

お金がない80歳の人が80歳以降を保障してもらうにはどのような方法があるでしょうか?
その答えは、若い間に保険期間終身タイプの終身保険へ加入して、
その後は継続してその保険に加入し続けて、
60歳までには保険料払込を完了させておくこと以外に方法は考えられません。
未来を想定して事前に備えておくことが大切なのです。

終身保険は、保険料の払込みが終了すれば、その後は安心できるというメリットがあります。

反対に、定期保険だと、60歳頃に親の持っている莫大な遺産が入る予定があって、
60歳以降には保険は不要だという場合ならばメリットがあります。

定期保険の使い道をもう少し詳しく述べると、
終身保険をベースに一生涯を保障してくれるタイプを基本にして、
自分の子供が自立するまではボリュームのある保障が必要な場合、
その期間を「定期保険」を利用してで補填すると良いと思います。
自分の子供が自立っする時に定期保険が終了するというように
あらかじめライフプランを組み立てておいて、子育ての期間が終了したら
終身保険だけにすれば、支払うべき保険料も下がるので良いと思います。

しかしながら、一般的に死亡する可能性が低い35〜60歳で定期保険に加入することは
もったいないかなと個人的に思っています。

典型的に日本人は保険が大好きな民族だと言われています。
保険屋さんから説明を聞くと、ついつい不安になってしまい
はじめに考えていた金額よりも大きな保障をつけてしまう傾向が日本人の特徴です。

少し大げさかもしれませんが保険に入る時に、終身保険をベースにする人生設計
を考えるべきです。
統計的に沢山の保険金が必要な期間だけに定期保険をプラスすれば、
トータルでは最低限の出費で済むことになります。

定期保険は掛け捨てだから、そう思うと
もったいないような気分になりますが、定期保険は掛け捨てのものが大原則なのです。
「ボーナス」や「返戻金」があるような定期保険は、最初からその分を割高に設定されています。
これも知っておくべきことです。

結論すれば、「誰のための保険か」を明確にしておくことが大切です。
定期保険とは、「必要な期間」を明確にしてこを意義があるものなのです。
事例:旦那さんが被保険者で、家族4人 夫婦、子供2人

保険期間 誰のため?
死亡保険
終身保障
家族のための生活費
定期保険(50歳迄) 50歳まで厚い保障が欲しい
(旦那さんが50歳になれば
子供が成人するので
厚い保障は不要となる)

こういった、必要な時に必要な保障を購入するという思想は
中世ヨーロッパで海上保険が誕生した時の考え方で、
これが、保険に対する考え方の根本なのです。

●一生涯の保障を望むのであれば終身保険。
●「この期間だけの保障があればいい」というならば定期保険です。


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